中国緞通を使ったインテリア

和と中国緞通

和と中国緞通

和室に合う中国緞通

ぼかしやカービングの技を駆使して作り上げた中国緞通は日本の友禅染物の様なグラデェーションが入り穏やかな雰囲気を醸し出しますので、日本建築と相性が非常に良いものです。たとえば、古くからの茶室には畳の大きさのアンティークの和物の緞通のほかにも中国緞通が敷かれている場合があります。客として招かれた方もお膝での辛さや冬の底冷えの寒さを、暖かく柔らかな緞通がクッションとなり大変ありがたいい実用品でもありました。お茶では中国伝来物が貴重品として喜ばれていましたからこうした敷物も上手に活用して茶室の趣向としたのですね。このような茶室に敷く場合には、アンティークや古典柄が合います。またお茶道具を唐物という中国伝来物で揃えたり中国をテーマとした趣向の時には清朝時代に流行った大胆なコントラストの古典柄なども案外面白いものです。

畳の部屋に敷く敷物としては、中国緞通が一番インテリアとなじみやすい気がします。また畳の部屋ばかりでは無く、白木の白っぽいナチュラルカラーやアースカラーを使った、和モダンのリビングとも良くなじみます。和の空間の特徴は、無駄なものをそぎ落としたミニマルな空間ですが、その空間の柔らかなアクセントとして、柔らかなトーンの緞通はお互いを引き立てあう良い組み合わせです。

シノワズリ/chinoiserieでオリエンタルな雰囲気

シノワズリ

photo credit: felibrilu via photopin cc

西洋人が咀嚼した中国趣味の東洋スタイルをシノワズリ/chinoiserieと言いますが、そうしたスタイルにもピッタリと嵌るのが中国緞通です。
たとえばモダンなソファーや照明が置かれたリビングもテーブルやチェストなどに明や清時代の螺鈿や漆などが繊細な中国アンティーク家具を配置すると清潔感が漂うオリエンタルスタイルが誕生します。このセンターテーブルの下に上質な唐草模様や幾何学模様などの中国緞通の古典中国柄を持って来るとしっくり良くなじみます。この場合トラディショナルでクラッシックなデザインでもまた素敵。どちらにせよソファーなど中国家具以外のもの、たとえばソファーや壁紙などを白で合わせるとすっきりとします。本来シノワズリなどのインテリアは、貴族の上流社会をイメージしたものなので、合わせるアイテムもグレード感のある上質な素材を使ったものが使われます。手織りで時間も手間もかかる工芸品でもある中国緞通はそういった意味でも上質感がありお勧め素材です。整然としたシンメトリーな配置で、凛とした格調の高い雰囲気を出せれば成功です。

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