ペルシャ絨毯の水洗い

全てが一点物の高価な手織りペルシャ絨毯ですが、何年も使っているとだんだん汚れてきます。買った時には宝物のように大切に扱ってきたペルシャ絨毯も、何年も使っているとその時の新鮮なイメージが少しずつ薄れてくるものです。それはある意味お部屋の一部になって生活の中に馴染んだ証拠でもあるのですが、慣れきってしまうと扱いも「ぞんざい」になってきます。汚れや傷みが出て来た時に、本当は専門業者にクリーニングを頼まないといけないと理解はしていても、お金が掛かるので「ちょっと自分で洗っちゃうかな」と思ってしまうかもしれません。
実際に素人の方が自分で洗うとどうなるのかいろいろ調べてみました。

自宅で中性洗剤を薄めて水洗い。大丈夫?

一番多いのが、自宅で食器用の中性洗剤を薄めて、水洗いするパターンです。
洗うペルシャ絨毯の大きさにもよりますが、2〜3畳程度の大きさを想定してお話します。
大きな庭で駐車場の様なコンクリート敷の場所があれば、そこに広げてホースで水を掛けながらゴシゴシ洗います。もし、庭の無いマンション等の場合はお風呂場で粗います。その場合は広げることは出来ないですね。ちょっと工夫が必要なようです。

ペルシャ絨毯の水洗い

素人の水洗いの結果は全て自己責任です。

ペルシャ絨毯を水で洗うとどうなるのか、それは正直な所わかりません。イランでは普通に家庭で水洗いするという話もあり、実際やってみたら意外とうまくいくかもしれません。しかし、まったく逆の結果になることもあります。色が落ちてしまったり、ツヤが無くなってしまったり、マダラにシミになってしまうかもしれません。シルクかウールかで結果も違ってくると言われており、特にシルクはドライクリーニングを推奨していることもあり、これは素人が手を出さない方が良いかもしれませんね。
また、水に濡れたペルシャ絨毯は予想外の重さになります。重十キロの重さになり、一人では持ち運べない可能性があります。それだけの重さの絨毯をどこに干すのかも問題です。普通の洗濯物の様に脱水機に掛けることができませんから、水に濡れたままどこかに長時間干さなければいけません。そんな場所を確保できるのか事前に調べる必要があります。

ペルシャ絨毯の水洗い

小さい玄関マットサイズのペルシャ絨毯なら、水洗い自体は楽に出来るでしょう。ただし、色落ちやシミのリスクはサイズが小さくても同じです。理想はクリーニングの専門業者に出す事ですが、どうしても自分で水洗いしたい場合は、良くお考えてから行ってください。

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