ペルシャ絨毯

柄が似ているだけの機械織りの量産品の「ペルシャ絨毯風のカーペット」は、たくさん販売されています。お近くの量販店や安売りの家具屋さんで良く見かけることでしょう。別にそういうカーペットは悪い訳ではないのですが、イランで作られた本物の手織りペルシャ絨毯と比べてしまうと…「うーん」と唸ってしまいます。
なぜこんなにも違うのか、根本的な違いは前者が単なる生活用品なのに対して、手織りのペルシャ絨毯が単なる絨毯のレベルを越えた芸術品だからだと思います。「踏む事を許された芸術品」のようなコピーをどこかで見た事がありませんか。実際にイランの人達が何十年も使い続けていると同時に、イランが世界に誇る伝統芸術でもあるわけです。
この「普段使える芸術作品」というところがペルシャ絨毯の最大の魅力でもあります。

ペルシャ絨毯を作る苦労を考えると値段も納得すると思います。

ペルシャ絨毯と一言でいっても、何もかも高いわけではありません。前述の機械織りのペルシャ絨毯はお手頃な価格で手に入ります。高いのはイラン国内で有名工房等で作られた高品質の手織りペルシャ絨毯です。大きく分けてウールとシルク製がありますが、シルクの方が高いですね。耐久性はウールの方が高いと言われていますが、ここら辺はお好みで。

織り子

やはり、価格差に繋がるのはペルシャ絨毯自体の品質でしょう。女性の「織り子」さんが手織りで作っていくわけですが、新人さんと中堅、エース級では出来上がるペルシャ絨毯も大きなクオリティの差が発生します。その次は編み込んで行く時の「織密度」。1㎡に何万ノットあるかを調べます。クオリティの高いペルシャ絨毯は、だいたい100万ノット以上と言われています。このクラスになりますと2〜3日で作れるということはあり得ません。半年から長いものは1年以上の月日がかかります。

全て手織りで作られている為、工場のような大量生産は無理です。特別な才能の織り子さんが長い年月を掛けて情熱を掛けて制作するペルシャ絨毯。もちろん世界に同じ物は存在しません。安いはずがありませんよね。
手織りのペルシャ絨毯の中には、一枚の値段が新車一台に匹敵するほどの値段の物もあるという話、納得していただけましたか?
ペルシャ絨毯に価値を再認識すると共に、何かロマンのようなものを感じてしまいます。

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