天然色素を使ったペルシャ絨毯の色鮮やかさ

ペルシャ絨毯

自然の植物などから採取した天然色素を使った色彩の鮮やかさに惹かれて、ペルシア絨毯の虜になったという方はこれまでに数多くおられると思います。
今でこそ全ての色彩に天然素材を使用するということはありませんが、かっての遊牧民達はそうした天然色素を用いて色彩鮮やかな手織り絨毯を作ってきました。また、彼らにとってそうした色合いにも深い意味合いがあるのです。
例えば赤色は健康を表すと言われています。そして、そうした色素を用いたウールやシルクといった糸を手織りで織りこんでいくその結び目が、小さく目が詰まっている程高級品とされています。しかもその耐久性に至っては、通常の絨毯の場合5年〜10年もっていいところなのが、ペルシア絨毯は50年以上使用するのが当たり前となっています。

お手入れをすることでペルシャ絨毯の美しさは蘇る

日本の風土とは違い海外では、クツを履いたまま絨毯の上を歩くというのは常識のことではありますが、タバコを落として穴が空いてしまったとしてもペルシア絨毯の場合には機械織りとは違い手織りのために穴の空いた部分だけ修理するといったことも可能になっています。さらに使い込めば使い込む程、味わい深い色合いが醸し出されるために愛着が増していきます。何年も使って行くとそれなりに汚れてくると思いますが、本物の手織りペルシャ絨毯は専門業者に依頼すれば本格的なクリーニング、水洗いが可能です。まるで手に入れたときのような美しさが蘇ります。

幸いなことに日本の和室の畳にもペルシア絨毯の場合マッチすると言われていますので、ぜひともお試しになってみて下さい。

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