本物の手織りのペルシャ絨毯を選ぶために裏側を確認する理由

ペルシャ絨毯

ペルシャ絨毯はイランで作られた手織り製の絨毯を指しますが、中にはイラン以外の国で作られたにも関わらずペルシャ絨毯と銘打っている偽物も存在します。
偽物を購入しないためには本物の手織りのペルシャ絨毯であるかどうかを見抜かなければなりません。


よく良いペルシャ絨毯、本物のペルシャ絨毯を選ぶには裏側を見よと言われます。これは本物の手織りのペルシャ絨毯は裏側が表側と同じ模様になっているからです。
裏側と表側が同じ柄であることを確かめるために、裏側を確認するのです。
機械で織られたペルシャ絨毯は裏側が布地になっていたりジュート(綱麻)になっているものが多いです。
機械織りの時点でもう本物のペルシャ絨毯ではありませんので、裏側を見て表側と同じ模様がないものは候補から外してしまいましょう。

また裏側を見る時はノット(結び目)の密度も同時に確認しておきましょう。
ノットの密度はラッジという単位で表されます。ラッジは1ラッジ(=約7cm)のうちにいくつノットがあるかを表すイランの単位です。40ラッジなら7cmのうちに40個の結び目があるということです。
ノットの密度が高いということはそれだけ繊細に織られているということです。
もちろんノットの密度だけで良し悪しが判断できるわけでないため、あくまでの判断の参考として考えておきましょう。

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